代表取締役挨拶
─ だいひょうとりしまりやくあいさつ ─

当社は、「安心安全な水道ライフラインの構築に寄与することによって、豊かで快適な社会の水環境づくりに広く貢献する」ことを企業理念としています。日本の水道事業においては水道施設・設備の老朽化に対する改築更新、南海トラフ巨大地震等に対する耐震化、人材不足に対する技術継承・人材育成等の課題がさらに危機感を増しています。これらの課題に対し、当社が大阪市水道局の監理団体として培ってきた、水源から蛇口に至る水道システム全般を支える総合的な技術やノウハウを活用することにより、水道事業体等の皆さまのニーズ、ひいては社会のニーズに応えていこうとする姿勢を示したものです。

また、「安定と挑戦」をスローガンに掲げています。これまでの業務を継続して受注するだけではなく、さらなる飛躍をめざし新規事業にも果敢に挑戦するというものです。

このような企業理念、スローガンの下、水道事業体等の皆さまの“信頼の維持向上”を第一義として取り組んでまいります。信頼は関係者間での必須要件であり、豊富な経験に基づく技術やノウハウを駆使し、お問合せ等への丁寧な対応、要求水準に適合した品質の確保、適切な業務進捗管理など様々な場面において常に誠実かつ的確にお応えすることにより信頼が一層高まり、皆さまの事業運営にも貢献できるものと考えています。

さらに、“持続と進化”を常に意識し業務運営に取り組んでまいります。業務遂行に際してPDCAサイクルを着実に実行しスパイラルアップを図ることで、一層効果的、効率的な業務運営へと進化させ、皆さまの期待に応えてまいりたいと考えています。

現在、当社は大阪市水道局と一体となって「大阪水道グループ」として近隣の水道事業体の皆さまを対象に技術支援や研修など広域連携事業にも取り組んでいますが、これからも様々な業務実績を重ねながら皆さまのお役に立つべき幅広く事業を展開してまいりますので、皆さまのご理解とご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役  松本 広司